電力自由化について
電力自由化とは?
電力自由化とは、旧一般電気事業者※により独占されていた家庭などに向けた電力小売が2016年4月に全面自由化され、さまざまな業種の企業が電力の販売に参入できるようになりました。
今までよりも多くの企業・電力会社が、地域の枠を超えてサービスを提供できるようになりました。
自由化により、電気料金が安い電力会社や、ポイントがたくさん貯まる電力会社など、お客さまがご自分にとって最適な電力会社を選択できるようになりました。
※北海道電力・東北電力・東京電力・中部電力・北陸電力・関西電力・四国電力・中国電力・九州電力・沖縄電力
電力供給の仕組み
電力の供給システムは、発電部門 、送配電部門 、小売部門の大まかに3つの部門に分類されます。東京電力も発送電分離に伴い、3つの会社に分離されており、お客さまのご自宅に電気を運ぶ送配電線を管理する会社は「東京電力パワーグリッド(株)」となります。
電力小売全面自由化後も、物理的な電力供給の仕組みには原則変更はありません。電力は、以下の図の通り、送配電線を経由してお客さまのご自宅に運ばれてきます。電力会社切替後も送配電事業者(東京電力パワーグリッド(株))とお客さまのご自宅との関係は変わらず、電気料金を計算したり、追加のサービスを提供する会社が変わるだけです。
電気の種類
小田急でんきは、小売電気事業者であるENS(株式会社イーネットワークシステムズ)が供給します。ENSは、複数の電力会社と提携しており、安定した供給を目指しています。
- 【ENSの電源構成】
2021年度販売電力量(kWh)による実績値
本内訳は、「電力の小売営業に関する指針」(経済産業省2016年1月制定、2022年9月改定)に基づいて作成しております。 - 当社の2021年度CO2排出係数は以下の通りです。
基礎排出係数:0.000379t-CO2/kWh
調整後排出係数:0.000323t-CO2/kWh - ※1 FIT
この電気を調達する費用の一部は当社以外のお客様も含めて電気の利用者が負担する賦課金によって賄われており、CO2が排出されないことを始めとする再生可能エネルギーとしての価値を訴求するにあたっては、国の制度上、非化石証書の使用が必要とされています。当社が販売するFIT電気はCO2排出量について火力発電なども含めた全国平均の電気のCO2排出量を持った電気として扱われます。 - ※2 JEPX
日本卸電力取引所から調達した電気になります。この電気には、水力、火力、原子力、FIT電気、再生可能エネルギーなどが含まれます。 - ※3 その他
調達した電気の発電所が特定できないものについては、「その他」の扱いとしています。他の電気事業者から調達した電源に関してその事業者が電源構成を公表していればそれに応じて按分しておりますが、非公表の場合にはその他の扱いとしております。なお常時バックアップ(旧一般電気事業者の不特定の発電所から継続的に卸売を受けている電気)については、各社の電源構成に基づき仕分けております。 - ◆2021年度 メニュー別 調整後CO2排出係数
メニューA 0(t-CO₂/kWh) メニューC 0(t-CO₂/kWh)
メニューB 0(t-CO₂/kWh) メニューD 0(t-CO₂/kWh) - 注)メニューA は、森林由来のJ-クレジットの環境価値を付加し、再エネメニューとして提供しています。メニューB,C,D は、FIT非化石証書を付与し、再エネメニューとして提供しています。